第23回(令和2年)問題1

問1 2017(平成29) 年度末における全国の要介護(要支援)認定者の状況として正しいものはどれか。2つ選べ。

1 要介護(要支援)認定者のうち、約1割が第2号被保険者である 。
2 女性の要介護(要支援)認定者数は、男性の認定者数の約2倍である。
3 要介護(要支援)認定者数は、、前年度末に比べ、第1号被保険者、第2号被保険者ともに増加している。
4 要介護(要支援)状態区分別でみると、認定者数が最も多いのは、要介護1である。
5 第1号被保険者に占める要介護(要支援)認定者の割合は、25%を超えている 。

 

回答

2 4

 

解説

要介護認定者は年々増加傾向にあり、現在600万人以上の人が要介護(要支援)認定を受けており、今後も増加していくことが予想される。

1 要介護(要支援)認定者のうち、約1割が第2号被保険者である 。

✖️

第1号被保険者→65歳以上

第2号被保険者→40〜64歳の医療保険加入者で老化に起因する疾病がある人。

その為、要介護認定にある40〜64歳の人そんなに多くいない。

 

2 女性の要介護(要支援)認定者数は、男性の認定者数の約2倍である。

→○

日本人の平均寿命では女性の方が高く、多くの施設では男性利用者より女性利用者の方が圧倒的に多くいる。

 

3 要介護(要支援)認定者数は、、前年度末に比べ、第1号被保険者、第2号被保険者ともに増加している。

→✖️

第1号被保険者は増加傾向にあるが第2号被保険者は減少している。

 

4 要介護(要支援)状態区分別でみると、認定者数が最も多いのは、要介護1である。

→○

全体区分で見ると多い。

要介護1:129万人 要介護2:112万人 要介護3:85万人 要介護4:79万人 要介護5:60万人

 

5 第1号被保険者に占める要介護(要支援)認定者の割合は、25%を超えている 。

→✖️

第1号被保険者ではあるが介護保険を申請してない人もいるため、25%は超えていない。