第23回（令和2年）問題２２

問22、指定居宅介護支援におけるサービス担当者会議について適切なものはどれか。３つ選べ。
１　家庭内暴力がある場合には、必ずしも利用者や家族の参加を求めるものではない。
２　開催の日程調整を行ったが、サービス担当者の事由により参加が得られなかったときは、サービス担当者への照会等により意見を求めることができる。
３　末期の悪性腫瘍の利用者について、日常生活の障害が１か月以内に出現すると主治の医師が判断した場合には、その助言を得た上で、サービス担当者への照会等により意見を求めることができる。
４　サービス担当者会議の記録は、要介護認定の有効期間に合わせて最長３年間保存しなければならない。
５　要介護更新認定の結果、要介護状態区分に変更がなかった場合には、サービス担当者会議を開催する必要はない。

回答

１　２　３

解説

サービス担当者会議とはケアプラン作成時や変更時に利用者及びに家族や関係者、サービスを担当する専門職が集まりケアプランの内容に沿った話し合い行う。

１　家庭内暴力がある場合には、必ずしも利用者や家族の参加を求めるものではない。

→○

家族等の参加は基本であるが家庭内暴力等の理由がある場合において必ずしも参加を求めるものではない。

２　開催の日程調整を行ったが、サービス担当者の事由により参加が得られなかったときは、サービス担当者への照会等により意見を求めることができる。

→○

指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基本事項の第十三条の十五に記載ありう。

３　末期の悪性腫瘍の利用者について、日常生活の障害が１か月以内に出現すると主治の医師が判断した場合には、その助言を得た上で、サービス担当者への照会等により意見を求めることができる。

→○

指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基本事項の第十三条の九に記載ありう。

４　サービス担当者会議の記録は、要介護認定の有効期間に合わせて最長３年間保存しなければならない。

→✖️

モニタリング等の完結の日から二年間保存する。

５　要介護更新認定の結果、要介護状態区分に変更がなかった場合には、サービス担当者会議を開催する必要はない。

→✖️

変更がなかった場合においても開催の必要はある。