第23回(令和2年)問題45

問題45 介護医療院について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 要介護者であって、主としてその心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要な者にたいしてサービスを行う施設と定義されている。

2 入所対象者には、身体合併症を有する認知症高齢者も含まれている。

3 介護医療院の創設により、介護療養型医療施設は1018(平成30)年4月にすべて廃止された。

4 定員100人のⅡ型療養床の場合には、常勤換算で1人の医師の配置が必要である。

5 入所者1人当たりの床面積は、8㎡以上とされている。

 

回答

2 4 5

 

解説

平成27年の改正時に介護療養型医療施設に変わって設立された、介護と医療を必要する人が長期にわたりサービスを受けれる施設である。

 

1 要介護者であって、主としてその心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要な者にたいしてサービスを行う施設と定義されている。

→✖️

これは介護老人保健施設である。

 

2 入所対象者には、身体合併症を有する認知症高齢者も含まれている。

→○

Ⅰ型療養床含まれている。その他をⅡ型療養床になる。

 

3 介護医療院の創設により、介護療養型医療施設は1018(平成30)年4月にすべて廃止された。

→✖️

2024年度末までである。

 

4 定員100人のⅡ型療養床の場合には、常勤換算で1人の医師の配置が必要である。

→○

Ⅰ型療養床で48人、Ⅱ型療養床で100人に対して一人の医師であり、施設として3人の医師の配置が必要である。

 

5 入所者1人当たりの床面積は、8㎡以上とされている。

→○

40㎡以上の共用部分が基準である。