第23回(令和2年)問題52
問題52 介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 指定訪問介護事業所の管理者については、特段の資格は不要である。
2 サービス提供責任者は、介護福祉士でなければならない。
3 介護支援専門員は、一定回数以上の生活援助中心型の訪問介護を居宅サービス計画に位置付ける場合には、その居宅サービス計画を市町村に届け出なければならない。
4 利用者が保険給付の範囲外のサービス利用を希望した場合は、訪問介護員は、居宅介護支援事業者又は市町村に連絡するものとする。
5 指定訪問介護事業者は、利用申込者の要介護度が重いことを理由として、サービスの提供を拒むことができる。
回答
1 3 4
解説
1 指定訪問介護事業所の管理者については、特段の資格は不要である。
→○
管理者に関して特定の資格の要件はない。
2 サービス提供責任者は、介護福祉士でなければならない。
→✖️
実務研修修了者でものよい。
3 介護支援専門員は、一定回数以上の生活援助中心型の訪問介護を居宅サービス計画に位置付ける場合には、その居宅サービス計画を市町村に届け出なければならない。
→○
妥当性、必要性を検討して計画書に記載して市町村に届け出る。
4 利用者が保険給付の範囲外のサービス利用を希望した場合は、訪問介護員は、居宅介護支援事業者又は市町村に連絡するものとする。
→○
保険給付の範囲外のサービス等の検討も介護支援専門員のため連絡する必要がある。
5 指定訪問介護事業者は、利用申込者の要介護度が重いことを理由として、サービスの提供を拒むことができる。
→✖️
サービスの範囲地域外やサービス提供が困難な場合等なら拒むことができるが要介護の重さは理由にはならない。