第22回(令和1年)問題12

問題12  介護保険の保険料について正しいものはどれか。

2つ選べ。

1 第1号被保険者と第2号被保険者の一人当たりの平均保険料を同じ水準とする考え方がとられている。

2 第1号被保険者の保険料は、所得段階別の定額保険料となっている。

3 第1号被保険者に係る保険料は、市町村格差が生じないよう都道府県の承認を必要とする。

4 第2号被保険者の保険料については、医療保険の種類にかかわらず、事業主負担がある。

5 生活保護の実施機関は、被保護者に代わり、その保険料を直接市町村に支払うことはできない。

 

 

回答

1 2

 

 

解説

1 第1号被保険者と第2号被保険者の一人当たりの平均保険料を

同じ水準とする考え方がとられている。

→○

人口比に応じて保険料が設定されている。

 

2 第1号被保険者の保険料は、所得段階別の定額保険料となっている。

→○

所得に応じて9段階に設定されている。

 

3 第1号被保険者に係る保険料は、市町村格差が生じないよう

都道府県の承認を必要とする。

→✖️

市町村が政令に定める基準に従っている。

 

4 第2号被保険者の保険料については、医療保険の種類にかかわらず、

事業主負担がある。

→✖️

健康保険の場合事業主負担、国民健康保険の場合国庫負担となる。

 

5 生活保護の実施機関は、被保護者に代わり、その保険料を直接市町村に支払うことはできない。

→✖️

保護の目的を達成するのに必要な場合、生活保護実施期間が被保護者に代わり介護保険料を市町村に支払うことができる。