第22回(令和1年)問題37

問題37 リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1 通所リハビリテーション計画は、主治の医師が作成しなければならない。

2 回復期リハビリテーションでは、機能回復、ADLの向上及び早期の社会復帰を目指す。

3 指定訪問リハビリテーションとは、病院、診療所、介護老人保健施設又は介護医療院から理学療法士作業療法士又は、言語聴覚士が居宅を訪問して行うリハビリテーションをいう。

4 変形性膝関節症の発症リスクは、減量をしたり、大腿四頭筋等の筋力を鍛えたりしても又、低下しない。

5 左片麻痺でみられる半側空間失認に対しては、失認空間に注意を向けるリハビリテーションを行う。

 

 

回答

2 3 5

 

 

 

解説

1 通所リハビリテーション計画は、主治の医師が作成しなければならない。

→✖️

医師ではなくても作業療法士理学療法士でもよい。

 

2 回復期リハビリテーションでは、機能回復、ADLの向上及び早期の社会復帰を目指す。

→○

設問の通りである。

 

3 指定訪問リハビリテーションとは、病院、診療所、介護老人保健施設又は介護医療院から理学療法士作業療法士又は、言語聴覚士が居宅を訪問して行うリハビリテーションをいう。

→○

設問の通りである。

 

4 変形性膝関節症の発症リスクは、減量をしたり、大腿四頭筋等の筋力を鍛えたりしても又、低下しない。

→✖️

変形性膝関節症は膝の関節軟骨がすり減ることによって生じます。

体重の減量や大腿四頭筋を鍛えることは膝への負荷を軽減できるため発症リスクを低下できる。

 

5 左片麻痺でみられる半側空間失認に対しては、失認空間に注意を向けるリハビリテーションを行う。

→○

失認側から話しかけたり注意を向けるリハビリを行う。