第22回(令和1年)問題35

問題35 次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 自己腹膜灌流法(CAPD)による人口透析は、血液透析に比べて、通院回数が少なくて済む。

2 終末期にある者には、効果が期待できないため、リハビリテーションは実施されない。

3 気管切開をしている場合でも、スピーチカニューレの使用により発声は可能である。

4 慢性閉塞性肺疾患COPD)により呼吸機能が低下している場合でも、インフルエンザワクチンの接種は推奨される。

5 在宅酸素療法は、入院しなければ導入はできない。

 

 

 

回答

1 3 4

 

 

 

 

解説

1 自己腹膜灌流法(CAPD)による人口透析は、血液透析に比べて、通院回数が少なくて済む。

→○

自己腹膜灌流法は通院回数が少なく、食事制限も緩い。

 

2 終末期にある者には、効果が期待できないため、リハビリテーションは実施されない。

→✖️

医療と介護が連携してリハビリテーションを行うことも必要である。

 

3 気管切開をしている場合でも、スピーチカニューレの使用により発声は可能である。

→○

設問の通りである。

 

4 慢性閉塞性肺疾患COPD)により呼吸機能が低下している場合でも、インフルエンザワクチンの接種は推奨される。

→○

インフルエンザに罹患すると悪化することもあるため必要である。

 

5 在宅酸素療法は、入院しなければ導入はできない。

→✖️

短期間の入院をして導入するが必ずしも入院する必要はない。