第23回(令和2年)問題37
問題37 通所リハビリテーション又は介護予防通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。3つ選べ。
1 通所リハビリテーションに係る単位数は、事業所の規模とは無関係に設定されている。
2 リハビリテーション会議は、利用者及びその家族の参加が基本とされている。
3 通所リハビリテーション計画に位置付けられていなくても、事業所の屋外で指定通所リハビリテーションのサービスを提供することができる。
4 介護予防通所リハビリテーションにおいて、利用者の居宅と指定介護予防通所リハビリテーション事業所との間の送迎を実施しない場合であっても、利用者の同意があれば、基本報酬を算定できる。
5 指定通所リハビリテーション事業所の管理者は、専ら指定通所リハビリテーションの提供にあたる看護師に管理の代行をさせることができる。
回答
2 4 5
解説
通所リハビリテーションは要介護、要支援者に病院、老健等の施設に通っていただき、心身機能の維持、回復を図り日常生活の自立を助けるための理学療法、作業療法を提供する。
1 通所リハビリテーションに係る単位数は、事業所の規模とは無関係に設定されている。
→✖️
事業所の規模、サービス提供時間によって設定されている。
2 リハビリテーション会議は、利用者及びその家族の参加が基本とされている。
→○
利用者及びその家族の参加が基本とされており、各専門職にて話し合いが行われる。
3 通所リハビリテーション計画に位置付けられていなくても、事業所の屋外で指定通所リハビリテーションのサービスを提供することができる。
→✖️
屋外でのサービスを提供するには予め計画に位置付けていなくてはならない。
4 介護予防通所リハビリテーションにおいて、利用者の居宅と指定介護予防通所リハビリテーション事業所との間の送迎を実施しない場合であっても、利用者の同意があれば、基本報酬を算定できる。
→○
基本的には送迎も報酬に含まれており、送迎を実施しない場合は減算となるが同意があれば算定できる。
5 指定通所リハビリテーション事業所の管理者は、専ら指定通所リハビリテーションの提供にあたる看護師に管理の代行をさせることができる。
→○
基本的には医療機関の医師であるが、作業療法士、理学療法士、看護師に代行できる。