第22回（令和１年）問題２５

問題２５　会社員の長女と二人で暮らしているAさん（80歳、女性）は、

最近、買い物に出て家に帰れなくなることがあり、アルツハイマー型認知症と診断された。

要介護１の認定を受けた数日後、親子で居宅介護支援事業所を訪れ、介護支援専門員に相談した。

この時の介護支援相談員の対応について、より適切なものはどれか。２つ選べ。

１　介護サービスを多く利用できるよう、区分変更申請を提案する。

２　長女の仕事を減らして、日中一緒に過ごす時間を増やすよう提案する。

３　Aさん親子がこれからどのような生活を望んでいるかを聴き取る。

４　Aさんの買い物時の道順を自分と一緒にたどり、地域の社会資源を確認することを提案する。

５　地域の介護保険サービス事業者の一覧を渡して、長女から事業所に直接連絡してもらうことにする。

回答

３　４

解説

１　介護サービスを多く利用できるよう、区分変更申請を提案する。

→✖️

まずは現状と課題の把握を行うべきである。

２　長女の仕事を減らして、日中一緒に過ごす時間を増やすよう提案する。

→✖️

現状や課題を把握して利用可能なサービスを検討する。

３　Aさん親子がこれからどのような生活を望んでいるかを聴き取る。

→○

利用者及び家族の要望を聞く。

４　Aさんの買い物時の道順を自分と一緒にたどり、地域の社会資源を確認することを提案する。

→○

地域の社会資源の活用もする。

５　地域の介護保険サービス事業者の一覧を渡して、長女から事業所に直接連絡してもらうことにする。

→✖️

事業所に連絡するのは介護支援専門員の業務でる。